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Crosscurrents Trio / クリス・ポッター、ザキール・フセイン、デイブ・ホランド

※201910/11にCrosscurrents Trioのアルバム『Good Hope』が正式にリリースされました。

リリース後にあらためてアルバムレビューを書きました。

以下はアルバム発売が発表された、まだ音源は未発表の時の投稿になります。

 

今日はみなさんにぜひお知らせしたいニュースがあります。

それがこのtwitterの記事

クリス・ポッター、ザキール・フセイン、デイブ・ホランドによるインド音楽・ジャズの共演グループCrosscurrents Trioのニューアルバム『Good Hope』が2019/8/11リリースされるようです。ひゃっほう。

このグループはわたしがYouTubeでインド音楽とジャズをいつも検索していることもあって、YoutubeのAIが「これでもか」ってくらいオススメしてくるのですよね
観れる映像はライブがほとんどですけど、いつかアルバムリリースしてくれほしいなって思っていたんですよね

ザキール・フセインによるインドとジャズの融合

タブラ奏者のザキール・フセインはいまサンフランシスコ在住のようですね。
まぁ世界中を演奏してまわっていますし、インドの夏は暑すぎますしね。アメリカで、他のジャズや他のジャンルのミュージシャンと共演したい、インド音楽のワークショップを行ったりしているよう

Crosscurrentsプロジェクトはここ数年に活発に演奏活動をしているようですが、もともとはトリオ編成という訳ではなくインド人ミュージシャンも含めた多めの編成でコンサートしたりもしていました。

Crosscurrentsプロジェクトメンバー

Zakir Hussain (tabla)
Chris Potter (Sax)
Dave Holland (bass)
Sanjay Divecha (guitar)
Louiz Banks (piano)
Gino Banks (drums)
Shankar Mahadevan (vocal)

Mahadevanが歌うとほとんどRemember Shaktiみたいですが、、
このメンバーを見ると、やはりザキール・フセイン人脈という気はしますね。

このグループで活動している中でツアーを行う案が出たようで、その時に(おそらく大人数だとツアーが大変って思って)トリオ編成がメインになったようです。

インド音楽ということもあり、基本的にこのプロジェクトも大人数のアンサンブルを聴くタイプの音楽じゃなかったんですよね。ドラムが入るとタブラは聴こえなくなりますし。
メンバーみんな一緒にプレイすることは少なく、曲ごとパートごとに各メンバーが順番にソロを回していくみたいな感じ
今回のアルバムのトリオ編成はそのうちのポッターのみを抜き出した感じですかね。

聴きどころはクリス・ポッター

クリス・ポッターはアルバムごとにいろいろな編成で演奏する人ですけど、タブラとの共演はすごく新鮮です
意外ですけど、ポッターは実は若いころにザキールの演奏を良く聴いていたそう

「ザキールが彼の父親と共演するCDを聴いたのを覚えてるよ。いままで聴いたことのないリズムに耳を奪われたんだ。このCDに合わせて演奏する練習をしたものだよ。だからザキールと初めて会った時はまるで昔に共演した人と再会したような錯覚に陥ったよ」

引用元: https://www.jazziz.com/

クリス・ポッター聴いてみた

動画などで演奏を聴いた印象では、ポッターはフリーフォームで自由に吹いている感じですね。
そのポッターの演奏にザキールが自在に反応して、ホランドがうまく全体をまとめる、という感じでしょうか。
どこまでが事前に作曲されたパートなのか、どこまでがアドリブなのか良くわからない感じです。
若干難解なフレーズが多いように思いますが、ダレることなく緊張感をキープしています。
ポッター、さすがです。

彼はこのトリオでもテナーとソプラノサックスを吹くのですけど、テナーだとジャズっぽくソプラノだとインド音楽っぽい感じ。
この使い分けも面白いのですが、インド音楽にテナーくらい低いレンジの楽器はあまり使われないのでテナーでの演奏はすごく新鮮です