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Amazon :ハイレゾストリーミングの衝撃

2019年9月から Amazon Music HDがスタートしていて前から気になっていたので、先月から30日無料体験のお試しで使っています。

Amazon HDはSpotifyやApple Musicなどに比べるとサブスクサービスとしては後発ということもあり、顧客取り込みのために高音質を売りにしてきているようです。
海外ではTIDALなどのサービスもありましたが、国内対応のサブスクサービスでCD音質以上の高音質をうたうサブスクサービスは初めてです。

Amazon HDでは音質の表現を、HDULTRA HDに分けていて、以下のような違いがあります。※「ハイレゾ」はまぎらわしいので使わないとのこと

HD音質  ・・・44.1kHz/16bit (ロスレス/CDレベル)
ULTRA HD ・・・96kHz or 192kHz/24bit

このHD音質はCDと同レベルなので世の中に出回っている楽曲のほとんどが対象となり、Amazon Music HDでは6500万曲をHDレベルで聴くことができる。
さらに高音質のULTRA HDで配信されている曲は数百万曲程度が対象とのこと。

最近のレコーディングでは、最初に192kHz/24bit(あるいはそれ以上)の周波数/ビットレートで録音してCD音質(44.1kHz/16bit)にダウンコンバートしているので、ULTRA HDレベルのマテリアルはもともとミュージシャン/レーベル側は保管しています。
Amazonはこのオリジナル音源を譲り受けてそれはULTRA HDとして聴けるようにしているとのこと(CDレベルの音質をアップコンバートなんかはしていない)

このULTRA HDの数百万曲という曲数ですけど(わたしが良く聴くジャズやワールド系では)2015年くらいのアルバムからULTRA HDで聴けるアルバムが増えてきており、2017以降から最近のアルバムに関してはほぼすべてのアルバムがULTRA HDの対象になっているという印象です。

以下は、お試しで使って感じた良いところ・悪いところ

良いところ:HD音質(CD音質)がサブスクで聴ける

つい数年前に「音楽はCDで聴くべき?」という問いに対して、「音質に関してはまだCDの方が上」ということが言われてきたのですが、もう(スペック的には)完全にサブスクサービスの方が高音質だという時代になったということでしょう。

かつてCDが発売された時は「レコードよりも音の良いCD」という触れ込みだったそうですが、これからは「CDよりもアナログレコードよりも音質の良いストリーミング音源」という言われ方をするようになるのだと思います。
「できるだけ高音質で音楽を聴きたい」という人は、CDで聴くというスタイルからの変換を求められるのでしょうね。

ソフトのUIやAIからのオススメなど、他のサブスクサービスと比べても遜色ないと思います。

悪いところ:ULTRA HDの音質

悪いところというか、どうなのかな?と思った点。
実際に聴き比べた結果としては、ULTRA HDの音質がはっきりとわかる人というのは少ないのかな、とも思います。

環境によるのかもしれないですが(わたしはDAC+ヘッドホン)、ULTRA HDとHD(CD音質)の違いはそこまではっきりとわからない。

320kbps(サブスク標準音質)とHD(CD音質)の違いははっきりわかるのですけどね。
こんな感じでしょうか。

 320kbps << HD(CD音質) == ULTRA HD(192kHz/24bit)

もし本当に(お金をかけてでも)音楽を最高の音質で聴きたいという人は、AmazonのUltra HD音質は不満が残るのかもしれないですね。
Ultra HDでのストリーミングは最大3,730kbpsという転送データの制約があり、もしかすると通信環境などによって音質に影響が出ている可能性もあるのかも。

あとデジタル音源の音質はソフトの違いが大きいので、Amazon Musicの再生ソフトの性能に依存しているのかも。音質を追求するならFlacデータをダウンロード購入して(Audirvanaのような)専用ソフトで再生した方が良い音質になるのかも。

悪いところ:値段

Amazon Music HD の個人プランは1980円(2020年6月現在)という値段設定は、サブスクサービスを使いたおしている人であれば、音質の良さを考えると払う価値のある値段かもしれませんが、ちょっと気になる価格に感じますね(まぁそれでも払おうと思わせる絶妙な値段設定とも言えますが)

その他:曲数

わたしはもともとSpotify使っていたSpotifyと比べてですが、思っていたより聴けるアルバムの数に差があるな、という印象です。
これはSpotifyとAmazonどちらが優れているという話じゃなくて、Spofityで聴けないアルバムもあればAmazonで聴けないアルバムもあるということ。

これはちょっと意外でした。基本的にミュージシャンがサブスクを解禁する場合は、メジャーな会社にはすべて解禁するものと思っていましたから。
聴く人よっては「Amazon Musicは他より好きな曲が聴けない」という人もいるのかもしれませんね。

結論:Amazon Muisic HDは月額1980円払う価値はある

雑談
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サナコレ