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Spike Orchestra『Binah』 /「The Book Beri’ah」を全部聴くVol.3

Masada 唯一のビッグバンド

Spike Orchestraは、Masadaプロジェクトでは唯一のビッグ・バンドでありイギリス出身のグループです。
彼らはMasada Song Book 2 Vol.26にも起用されたので、再度登場という形ですね。

Spike OrchestraはトランペッターSam Eastmond と ヴォーカリストNikki Franklinの2人がリーダーとして構成されるグループで、
もともとはJohn ZornのRadical Jewish Cultureなどに触発されてグループをはじめたようです。
Song Book 2の時にリハーサルの様子が公式YouTubeにて公開されていますが、ここで指揮をしているのがSam Eastmondですね。

他にもある!Klezmer ビッグバンド

Klezmerを演奏する大編成のグループというのは割と良く見かけます。元クレズマティックスのトランペッターFrank Londoがリーダーの Klezmer Brass Allstarsや、Chris Speedなども参加したSlavic Soul Party!などですね。こういうKlezmerグループは基本的にノリ重視でパーティーミュージックっぽい演奏が多いかな。

Klezmer Brass Allstarsの演奏はこちら

ただSpike OrchestraはRadical Jewish Cultureの影響を受けているとはいえ、演奏はあくまで正統派のビッグバンドジャズで、原曲に何重もフレーズが折り重ねる分厚い演奏が魅力です。
Masadaプロジェクトに参加する前のアルバム『Ghetto』(2015)でも特にKlezmer的な要素はほとんど感じられませんね。

演奏がアレンジ重視のため、Masadaの魅力であるドライブ感やアヴァンギャルドさはそこまで感じられなっているかも。
そういう意味ではビッグバンドが好みじゃない人はイマイチに感じるかもしれません。
(日本のジャズファンはあまりビッグバンドは好みじゃない人は多そうですし)

Jazz
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サナコレ