CHAI『PUNK』レビュー

個人的に選ぶ2019年ベスト10アルバムのうちの1枚です。
2019年はまだありますけど、確実にベストに入るだろうということでフライング選出です。

今のところ2019年発売のアルバムで自分の中で「ベスト」と呼んで良さそうなアルバムは4〜5枚くらいなので、もしかすると年末までに10枚揃わないかも。
特にセレクションに洋楽・邦楽と分けていないですけど、日本のバンドで選ぶのはCHAIだけかもしれません。

CHAIについてはweb記事に紹介記事がたくさんありますので、どんなグループかは割愛

どれくらいの人がCHAIを上半期ベストに選んでいたのか

2019年の7月くらいに、twitter上で上半期ベストを選んでいた人はたくさんいましたね。
その時にCHAIの『PUNK』がどれくらい選ばれていたのか、あらためてtwitterで「上半期 ベストアルバム」で検索してみました。

7月にtwitterを見ていた時はCHAIの『PUNK』を選んでいた人はチラホラいた印象なのですけど、あらためてカウントしてみるとCHAIを挙げていたのは2人(50人中)でした。(少なっ!)

「ローリングストーン誌と8人の識者が選ぶ2019年上半期ベスト」というweb記事があったのですけど、ここでも8人いて誰も挙げていません。

ちょっと、というかかなり意外な結果です。

CHAIってデビューから注目されて海外でも快進撃を続けているグループで、「PUNK」はみんな期待の新作、、、と思っていたのですけど。

もう音楽好きが推すグループじゃない?

前作の『PINK』と比べても曲はキャッチーだと思うし、ラップっぽい曲が減って2人のコーラスで聴かせるアレンジが多くなって、マナ、カナのキュートなヴォーカルが魅力的だと思うのですけど。(例えば「ウィンタイム」みたいな曲)

楽器の演奏技術というかアレンジも荒削りなところが無くなって、メンバーのイメージに近い音が出せるようになっているのかも。
前作の『PINK』も良いですけど、個人的には『PUNK』の方が好き。

やっぱりアレですかね、良いアルバムと思っていても、もうCHAIは音楽好きの間ではすごいグループなのは常識で、年間ベストに挙げたりするのは当たり前過ぎてためらわれるとか?
CHAIには音楽好きの人たちだけの評価じゃなくてもっとガンガン売れてほしいのですけどね。

 

話は変わりますが、CHAIのTINY DESK CONCERT早く観たいですねー