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Joseph Tawadros / 白い影のカメレオンたち

今回は、ジョセフ・タワドロス(Joseph Tawadros)というエジプト・カイロ出身のウード奏者を紹介しますよ。
ウードは中東で多く使われるフレットレスの弦楽器ですね。

ウード奏者といえばイラクのムニール・バシールとかがワールドミュージックの世界では有名です。
バシールの演奏はちょっと聴いたことありますがほぼウードのソロで、ストイックな演奏というか、聴いていてちょっと地味ではありますね。

タワドロスは幼い時にエジプトからオーストラリアに移住したという面白いバックグラウンドを持つミュージシャンです。

ウードとジャズの共演

ここで紹介するのは、タワドロスが2013年にリリースした『Chameleons Of The White Shadows』というアルバム。
アメリカ録音されたアルバムで、タワドロスがジャズ/ フュージョン系のミュージシャンと共演しているところが特徴的ですね。

『Chameleons Of The White Shadows』参加メンバーはこちら

Joseph Tawadros – Oud
Bela Fleck – Banjo
Richard Bona – Electric bass
Joey DeFrancesco – Hammond organ
James Tawadros – Req and Bendir
Roy Ayers – Vibraphone
Howard Johnson – Tuba
Jean-Louis Matinier – Accordion

んんー、この取り止めのない組み合わせってなかなかすごくないですか?
ジャズミュージシャンの名前を壁に貼ってダーツででも決めたんでしょうか。
まぁとうぜんタワドロス本人のセレクションなんでしょうけど、普通思いつきませんよね。

やはりリチャード・ボナ

このアルバムをどこで知ったかというと、リチャード・ボナ参加作品を検索していてなんですよね。
リチャード・ボナのベースがたっぷり聴けるアルバムは意外と少ないので、そういう意味では貴重なアルバムと言えるかもしれません(彼はベースを聴きたいというジャズファンの期待を裏切って、歌ばっかり歌うことが多いので)

参加メンバーはこういうセレクションなのですが、やっぱりウードは大編成のバンドには合わないのかこのアルバムでも曲によってゲストが入れ代わり立ち代わり参加していく感じで演奏じたいは小編成ですね。
その中でもボナはたくさんの曲に参加してかなり目立っている気はします

ドラムプレイヤーは参加していなくて、弟のジェイムズ・タワドロスさんがリクというパーカッションを担当しています。
リクは中東で良く使われるジングル付きのフレームドラムで、プラスチックヘッドのカンカンいう甲高い打音と、ハイハットみたいな細かいジングルの音色が特徴ですね。
リクが使われていることで、アルバム全体の雰囲気がジャズっぽくなりすぎず、いかにも中東の雰囲気をキープしています

公式HPにあるレコーディング風景がこちら

 

World Music
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