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2023年 ベストアルバム5選

2023年という年はというと、個人的には仕事が忙しい時期がけっこうあり、正直あまり音楽を聴く時間を取れなかった年だったかもしれません。

ブログの更新も滞る時はかなり長いスパンが空いた時期もありました。

加えてブログを書いてる時には、取り上げたミュージシャンに関連するアルバムを聴くことが多くなってくるので、今まで聴いたことのない新しいミュージシャンの音楽を聴く機会も減っていったように感じます。

そのせいかどうかはわかりませんが、2023年は自分が音楽を聴きはじめた時に好きだったミュージシャンの新譜を聴く機会が多かったように感じますね。
ピーター・ガブリエルやボニー・ピンク、プリンスなどなど。そういえば(けっきょく噂だけでアルバムリリースは無かった)シャーデーの新譜はどうなったんだろう?

「新譜を聴いて感想を書く」というブログの方針と自分のリスニングスタイルが合ってこなくなったのかも。

ただ長く音楽を聴き続けるというのはそういうことなのかもしれません。
こういう場合に思い出すのは、レニー・クラヴィッツは自分の部屋にビートルズやカーティス・メイフィールドなどのアルバムを100枚しか持っていなかったというエピソード(サブスクのない時代ですね)

さて、2023年はそんな感じだったので、いつもは10枚選んでいるのですが今年のセレクションは5枚に絞ろうかと思います。

1.シャクティ『This Moment』

パンデミックで中断され、一時は頓挫したかとも思われた夢のプロジェクト
このアルバムを聴ける喜びは何ものにも代えがたいんです。もはやアルバムの出来とか、もうそういうレベルの話じゃないんです

2.スティーブ・レーマン&ONJ『Ex Machina』

「アルバムを作ってリリースする」というルーティンにあまり興味なさそうなスティーブ・レーマンですが、これは彼の昔から続けてきたコンセプトを理想的な形でレコーディングできた貴重なアルバム

3.Sylvie Courvoisier『春の祭典』

春の祭典の2台ピアノ版という今まで聴いたことのあるクラシックファンの人はまったく印象違うのでしょうけど。Sylvie Courvoisierは他のアルバムも合わせると2023年のMVPでしょう。

4.ルディ・ロイストン Flatbed Buggy『DAY』

特に尖ったところはない、乾いたアメリカの大地を思わせる穏やかな演奏が続きます。普段はこういうタイプの音楽は聴かないのですけど、それにもかかわらず引き込まれた作品です

5.クリス・デイビスDiatom Ribbons 『Live At The Village Vanguard』

自身が運営するレーベルPyroclastic Recordsでの活動も含めて、現代を代表するジャズミュージシャンになりつつある気がするクリス・デイビスですが、彼女の最新グループの姿を捉えたライブ盤。テンション高めです。

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