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ENDRECHERIファンに聴いてほしいファンクアルバム3枚

ENDRECHERI『NARALIEN』リリース!

Kinki Kidsの堂本剛さんのソロ・プロジェクトであるENDRECHERIが、8月14日にアルバム『NARALIEN』をリリースしました。

そこで、

「ENDRECHERIファンに聴いてほしいファンクアルバム3枚」

を選んでみましたので、ここで紹介しようと思います。

ENDRECHERIといえばジャンルで言えばファンクなのですが、ENDRECHERIのプレイする「ファンクっぷり」については色々議論が出ているようです。
個人的にもなんとなくモヤモヤを感じていたので、思うことをちょっと書いたりもしています。

ENDRECHERIについてまず最初に言っておきたいこと

まず最初に、ここではENDRECHERIの音楽について良いとか悪いとかをとやかく言うつもりではないということは言っておきたいです。
(「好きか嫌いか?」と訊かれると「特に好きになれない」のですが、それはそれ)

ENDRECHERIの音楽の何が「もやもや」するのか

数日前に丸屋九兵衛さんというライターの方がENDRECHERIについて記事をアップされていました。

堂本剛(ENDRECHERI)の音楽的ルーツを、日本の音楽評論界で最もファンクにうるさい男が徹底解説

わたしがENDRECHERIを聴いて感じていたことを説明してくれている部分もあり、すごく興味深い記事だと思います。

この記事で書いてあることを要約すると

  • 堂本剛(ENDRECHERI)の曲はP-Funkの影響が大
  • ミュージシャンが先駆者(ここではP-Funk)に倣い学び、継承するのはもう常識
  • 先駆者の影響が大きな音楽を安易に「パクリ」と呼ぶな
  • ENDRECHERIのファンクは残念なことに堂本剛ファンには届いていない。

ということのようです(だいぶ意訳ですが)

ENDRECHERIでもわかるように、先駆者(P-Funk)の影響の楽曲のなかでの表現の仕方や、先駆者へのオマージュに関するファンとのミスコミュニケーションが見て取れるということですね。
わたしがENDRECHERIを聴いてモヤモヤさせられるのも、そういうところなのかなとも思ったりもします。

それにしてもジャニーズファン/ENDRECHERIファンは熱狂的な人も多い中で、この丸屋さんの記事もなかなか思い切っていますね。

動画は”コンパクトな”P-Funk All Stars

模倣なのかオマージュなのか

ある曲が、他のミュージシャンの別の曲に似るということは良くあること。
むしろどんな曲にも似ていない完全にオリジナリティのある曲を探す方が難しい、ということは良く聞きます。

ただそれも程度の話で、ENDRECHERIの音楽が(P-Funkなり)他の誰かの音楽に「すごく」似ているというのは紛れもない事実なのだと。

「他の誰かに似てしまう」場合は良くある話なのだと思いますが、なぜそうなったのかと考えると
  ・うっかり(無意識に)
  ・パクリ
  ・オマージュ
  ・パロディ
といったケースが考えられるのかなと思います。

ENDRECHERIが(P-Funkなど)他の誰かに似ているのは、さすがに「オマージュ」であってパクリではないと思いますが、オマージュのやり方としてはあまりにストレートに似すぎていて「それってどうなの?」と思わないでも無いです。

先駆者的なミュージシャンにオマージュを表して演奏が、結果的に似た先駆者の音楽にすごく似た演奏になったとして、その事実をファンが知らないというのはファンや先駆者的なミュージシャンに対して誠実なふるまいではないような気がします。

パクリと言わないで

先駆者的なミュージシャンにオマージュを捧げるミュージシャンは、普通はパクリと言われないように神経を使っていると思います。
オリジナリティというのは音楽では重要な要素ですから。

おそらく多くのミュージシャンはオマージュの表現の方法はこんな感じ

・敬愛するミュージシャンのカバー曲を演奏する
(トータス松本さんのサム・クックカバーとか)

・敬愛するミュージシャンを自分のアルバムに起用する。
(プリンスがブーツィー・コリンズやメイシオ・パーカーを起用したりとか)

・インタビューなどで敬愛するミュージシャンの話題を出す、影響を語る。
(堂本剛さんもP-funkの話題はしてるけど、ファンには浸透はしていないみたい)

などなど。

ミュージシャンのファンであれば、誰の影響を強く受けているかはよく知っていると思います。

例えばトータス松本さんのヴォーカルを聴いて、ファンは「あの歌い方ってサム・クックの影響だよね」とわかる訳です。

誰かの影響が大きくてもそれがファンにうまく伝わっていないと、

オマージュとか言って過去のミュージシャンの良いとこ取りしてるだけでは?

と感じてしまう人も出てきてしまうのかな、と思います。
(堂本さんの場合、ジャニーズ事務所なのでプロモーション部分は本人のコントロールが効かないのだとしたら気の毒ですけど)

いや、そもそもENDRECHERIは誰に似ているのか

いったん話を戻して、「ENDRECHERIはP-Funkの影響大(=似ている)」という話もありましたけど、そもそも本当に似ているのか?という話

丸屋さんの記事中のエピソードを見ても、
「ENDRECHERIは何かの模倣でも何でもない。オリジナルで他と全然似てない」
と思っているファンも多そうな気がします。
(実は私もENDRECHERIのアルバムについてSNSでつぶやいた時、「わたしはENDRECHERIもP-Funkも聴いたけど、ぜんぜん違う」というメッセージをもらいました)

音楽の感じ方は人それぞれなので何が正解かは無いと思いますので、わたしの個人的な感想を書くと、はじめてENDRECHERIを聴いたときはドラムの音処理とか「80年代のプリンスのカバー??」かと思いましたよ。
少なくとも「ずいぶん古い時代のファンクを演ってるのね」という印象を持ったのは覚えています。

P-Funk(パーラメント/ファンカデリック)と似ているというのはその通りな部分も多いと思います。ぶにょぶにょと絡みつくベースラインとか。
ただP-Funkと比べると、ENDRECHERIの方がよりアップテンポかも。
あとP-Funkよりもアナログシンセっぽいキーボードの音が目立つ気はするので、P-funk本隊ではなくバーニー・ウォーレルとか、70年代のハービー・ハンコックとかに近い印象を私は受けました。

ENDRICHERIファンにおすすめアルバム3枚

そういう訳で、わたしが聴いた印象にもとづくENDRICHERIファンに聴いてほしいアルバム3枚の紹介です。ENDRECHERIファンが聴いて好きそうなアルバム。

Bernie worrell 『Funk of Ages』
Herbie Hancock『Man-Child』
Maceo Parker『Funk Overload』

今回のブログを書く時に、70年代のハービー・ハンコックのアルバムをまとめて聴いたのですがオリジナルでカッコよいアルバムが多いですね。リストにあげた曲は『Man-Child』ですけど、『Secrets』『Thrust』などもお気に入りです。

別に「ENDRECHERIを理解するには70年代ファンクを聴け」なんて思わないのですけど、ENDRECHERIがきっかけでプリンスやP-Funk、ハービー・ハンコックなどのファンクアルバムを聴くきっかけになるなら堂本さんも喜ぶと思います。

雑談
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サナコレ